こんにちは、だるまんです。
本記事では京都府立医科大学大学院保健看護学研究科保健看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 京都府立医科大学大学院保健看護学研究科保健看護学専攻 |
所在地 | 〒602-0857 京都府京都市上京区中御霊町410 |
アクセス | 「府立医大病院前」下車、徒歩数分 |
問い合わせ先 | 075-251-5166 (学生課看護学科担当) 075-251-5111 (大学代表) 学生課看護学科担当: kngjimu@koto.kpu-m.ac.jp 公式サイト |
どのようなコースがあるの?
取得できる資格は?
京都府立医科大学大学院では、下記の資格取得コースがあります。
資格名 | 課程 | 分野 |
がん看護専門看護師(CNS) | 修士 | がん看護専門看護師コース |
専攻領域とは?
- 博士前期課程(修士課程)
- 博士後期課程(博士課程)
- 基板実践保健看護学
- 広域実践保健看護学
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士(社会人も含) CNSコース(がん) | 博士課程(社会人も含) |
授与学位 | 修士(保健看護学) | 博士(保健看護学) |
定員 | 1次募集:8名 2次募集:若干名 | 3名 |
入学月 | 4月 | 4月 |
履修期間 | 2年 | 3年 |
選抜方式 | 一般選抜 | 一般選抜 |
出願期間 | 1次募集:2021年7月12日(月)~日(火) 2次募集:2021年12月7日(火)~16日(木) | 1次募集:2021年7月12日(月)~日(火) 2次募集:2021年12月7日(火)~16日(木) |
試験日 | 1次募集:2021年8月27日(金) 2次募集:2022年1月21日(金) | 1次募集:2021年8月27日(金) 2次募集:2022年1月21日(金) |
合格発表 | 1次募集:2021年9月3日(金) 2次募集:2022年1月28日(金) | 1次募集:2021年9月3日(金) 2次募集:2022年1月28日(金) |
初年度納入金 | 535,800円 (入学料282,000円、前期分267,900円) | 535,800円 (入学料282,000円、前期分267,900円) |
長期履修学生制度 | あり | なし |
新年度募集要項 | 新年度募集要項 | 新年度募集要項 |
過去の募集要項 | 2020年度募集要項 (1次募集・2次募集) | 2020年度募集要項 |
試験倍率は?
残念ながら、入試データは公表されていないため、試験倍率を算出できませんでした。
修士課程 | 博士課程 | |
募集人数 | 8名 | 3名 |
受験者数 | – | – |
合格者数 | 4名 | 3名 |
倍率 | – | – |
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 総合問題 | 専門 | 面接 | |
修士課程 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
博士課程 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
試験時間 | 60分 | 60分 | 60分 | – |
英語試験では、大学側が貸与する英和辞書の使用を認められており、貸与する辞書以外、試験会場への辞書の持ち込みは不可となります。
詳しくは、募集要項をご覧ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は毎年6月頃に開催されており、2021年度はコロナの影響でオンライン説明会となりました。
説明会当日の詳細はこちら
現在は、公式サイトにて領域別のWeb動画説明が掲載されており、いつでもアクセスできる状態です。
事前面接は必須?
事前面接は必須です。
出願に先立ち必須となる事前相談については、下記の「事前相談等連絡票」に必要事項を記入の上、学生募集要項の記載に従って、メール又はファックスにより学生課入試担当まで送信するという流れになっています。
※事前面接時期が決まっていますので、ご注意ください。
過去問取寄せ方法は?
過去問の取寄せについては、学生課窓口での過去問閲覧としていましたが、現在は、個別対応としているようです。
過去問閲覧を希望される方は、学生課へお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に鑑み、今後は学生課窓口での過去問閲覧を中止いたします。 なお、過去問の閲覧を希望される場合は、個別対応しますので、e-mail:gkyoumu【@】koto.kpu-m.ac.jp (※メール送付時は【 】を外してください。)あてにお問い合せ下さい。
公式サイト
募集要項取寄せ方法は?
募集要項は、基本的には公式サイトから閲覧・ダウンロードすることはかのうですが、出願は郵送もしくは窓口での提出となりますので、願書の現物請求が必要です。
請求方法は、窓口での直接の受け取りもしくは郵送請求となります。
下記に郵送の請求方法を引用していますので、必要な方はお早めに取り寄せることです。
【郵送の場合】
公式サイト
郵送で請求する場合は、郵便番号、住所及び氏名を記入し、郵便切手(215円分)を貼った角2サイズの封筒(返信用)を同封の上、封筒の表に「大学院保健看護学研究科学生募集要項請求」と朱書きして、学生課入試担当(下記「お問い合わせ」参照)に請求してください。
【窓口で請求する】
公式サイト
本学に直接取りに来る場合は、平日の午前9時から午後5時までに学生課入試担当まで来てください。
よくある疑問
働きながら通える?
京都府立医科大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 社会人として一般受験をする
- 長期履修制度を利用する
一般選抜で社会人として受験をすることで、働きながらの進学が可能となります。
その際の研究指導時間や講義時間などを調整して頂くなどの対応を教授がしてくださるので、個別での事前相談は必須です。
また、長期履修制度を利用することでより時間的な余裕を持つことができるようになります。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、合格後に長期履修制度の申請手続きが必要となります。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
詳しくは、こちらに記載されています。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 博士課程(3年) | |
入学金 | 282,000円 | 282,000円 |
学費/年 | 535,800円 | 535,800円 |
合計 | 1,353,600円 | 1,889,400円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
- 日本学生支援機構の奨学金
- 京都府立医科大学NIM奨学金
- 地方公共団体や民間の事業団体による奨学金制度
- 京都府地域医療確保奨学金
- 京都府看護師等修学資金
詳しくはこちら
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
まとめ
以上、京都府立医科大学大学院保健看護学研究科保健看護学専攻の受験全般についての解説でした。
京都府立医科大学は、140年あまりの歴史のある大学でその知名度が高いだけでなく、働きながらの進学を大いに推奨している面もあり、働きながら進学された方々がたくさん卒業され、活躍されています。
ぜひ、その後ろに続いて、歴史ある京都府立医科大学の院生のひとりになってみませんか。
院生の声はこちら。