こんにちは、だるまんです。
本記事では湘南医療大学大学院保健医療学研究科保健医療学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【私立】湘南医療大学大学院保健医療学研究科保健医療学専攻 |
所在地 | 〒244-0806神奈川県横浜市戸塚区上品濃16-48 |
アクセス | JR「東戸塚」駅より車徒歩16分 |
問い合わせ先 | 湘南医療大学事務部大学院担当 TEL: 045-821-0188 大学公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程2年)があります。
取得できる資格は?
現在のところ、取得できる資格はない状況です。
資格名 | 課程 | |
助産師 | 修士 | 助産学領域 |
がん看護専門看護師(CNS) | 修士 | 健康増進・予防領域 |
専攻領域とは?
専攻で、下記のとおり別れています。
- 健康増進・予防領域
- 心身機能回復領域
- 助産学領域
くわしくはこちらに掲載されています。
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 |
授与学位 | 修士(看護学) |
定員 | 12名(うち助産学領域4名) |
入学月 | 4月 |
履修期間 | 2年 |
選抜方式 | 学校推薦型選抜 一般選抜 社会人特別選抜(保健医療分野で3年以上の実務経験) |
出願資格審査 | Ⅰ期:2021年8月2日(月)~8月16日(月) Ⅱ期:2021年10月4日(月)~10月18日(月) Ⅲ期:2022年1月3日(月)~1月17日(月) |
出願期間 | Ⅰ期:2021年8月16日(月)~8月30日(月) Ⅱ期:2021年11月15日(月)~11月29日(月) Ⅲ期:2022年2月1日(火)~2月15日(火) |
試験日 | Ⅰ期:2021年9月11日(土) Ⅱ期:2021年12月12日(日) Ⅲ期:2022年3月5日(土) |
合格発表 | Ⅰ期:2021年9月29日(水) Ⅱ期:2022年1月6日(木) Ⅲ期:2022年3月16日(水) |
入学手続き | Ⅰ期:2021年9月29日(水)~10月13日(水) Ⅱ期:2022年1月6日(木)~1月20日(木) Ⅲ期:2022年3月16日(水)~3月23日(水) |
初年度納入金 | 入学金:300,000円 授業料:780,000円/年 施設設備費:200,000円/年 実習費:25,000円/年(専門看護師課程)・500,000円/年(助産学領域) |
昼夜開講制度 | なし |
長期履修学生制度 | あり |
募集要項 | 令和4年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
入試データが公表されていないため、残念ながら算出することができませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 専門 | 面接 | |
修士課程(学校推薦型選抜) | 〇 | – | 〇 |
修士課程(一般選抜) | 〇 | 〇 | 〇 |
修士課程(社会人特別選抜) | 〇 | – | 〇 |
試験時間(分) | 120分 | 60分 | – |
※電子辞書の持込は認めるが、通信機能のついたもの(スマートフォン)は不可。
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているので参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は、大学オープンキャンパス日に同時開催で、個別相談会となります。
同日に希望者へは、過去問閲覧と志望先教授との面談も事前予約にて可能となっています。
入学に関して不明な点は、もしくは志望先の教授に躊躇なく問い合わせをしてみることです。
事前面接は必須?
募集要項には、必須とあります。
事前面接方法の詳細については募集要項に掲載されています。
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、窓口閲覧もしくはオープンキャンパス時に閲覧が可能です。
- 窓口:平日9時~17時
- 事前連絡をするのが望ましい
- メモは不可、閲覧のみ(※年度のよって閲覧方式が変更になる可能性があります)
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は、事務部大学院担当へ窓口請求もしくは郵送請求することが可能です。
詳しくはこちら
よくある疑問
働きながら通える?
湘南医療大学大学院で、働きながら進学するには、下記制度の利用が可能です。
- 昼夜開講制度を利用する
- 長期履修制度を利用する
働きながらの進学をされるとしたら、その旨を志望先の教授に相談のうえ、上記制度を利用するという方法が選択肢となります。
昼夜開講制度とは?
土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。
湘南医療大学大学院では、この昼夜開講制度を導入しており、教授との相談のもと、履修や指導時間を調整しながら学業を進めることが可能となります。
具体的には、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の方法により教育を行っています。
この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
利用する場合は、事前に教授と相談の上で決めることですので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 専門看護師課程 | 助産学領域 | |
入学金 | 300,000円 | 300,000円 | 300,000円 |
学費/年 | 780,000円 | 780,000円 | 780,000円 |
施設設備費/年 | 200,000円 | 200,000円 | 200,000円 |
実習費/年 | – | 25,000円 | 500,000円 |
合計 | 2,260,000円 | 2,285,000円 | 2,760,000円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
詳しくはこちら
奨学金制度はある?
公式サイトや募集要項には奨学金制度名は出ていませんが、個々に要相談とのことです。
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、湘南医療大学大学院保健医療学研究科保健医療学専攻の受験全般の解説でした。
湘南医療大学大学院では、CNS資格取得課程や助産師課程があり、専門資格を取得することが可能です。
働きながらの進学のサポートもあります、受験校に検討されてみては如何でしょうか。