こんにちは、だるまんです。
本記事では琉球大学大学院保健学研究科保健学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【国立】琉球大学大学院保健学研究科保健学専攻 |
所在地 | 〒903-0215 沖縄県西原町字上原207番地 |
アクセス | 那覇バス97番(琉大線) 8番のりば 所要時間約50分 ・バスターミナル→国際通り→儀保→琉球大学病院前 |
問い合わせ先 | 琉球大学大学院大学院保健学研究科 TEL:(098)895-3331(代) Mail:igznyusen@acs.u-ryukyu.ac.jp 保健学研究科WEBサイト |
どのようなコースがあるの?
取得できる資格は?
琉球大学大学院では、下記の資格取得コースがあります。
資格名 | 課程 | 分野 |
がん看護専門看護師(CNS) | 修士 | 成人看護学 |
専攻領域とは?
- 人間健康開発学領域
- 国際島嶼保健学領域
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 | 博士課程 |
授与学位 | 修士(保健学) | 博士(保健学) |
定員 | 第1次:7名 第2次:3名 | 第1次:3名 第2次:若干名 |
入学月 | 4月 | 4月 |
履修期間 | 2年 | 3年 |
選抜方式 | 一般選抜 社会人特別選抜(実務経験1年以上有する者) 外国人特別選抜 | 一般選抜 社会人特別選抜(実務経験1年以上有する者) 外国人特別選抜 |
出願資格審査 | 第一次:令和3年7月12日(月)~16日(金) 第二次:令和3年12月13日(月)~17日(金) | 第一次:令和3年7月12日(月)~16日(金) 第二次:令和3年12月13日(月)~17日(金) |
出願期間 | 第一次:令和3年8月16日(月)~20日(金) 第二次:令和4年1月24日(月)~28日(金) | 第一次:令和3年8月16日(月)~20日(金) 第二次:令和4年1月24日(月)~28日(金) |
試験日 | 第1次:2021年9月25日(土) 第2次:2022年2月21日(月) | 第1次:2021年9月25日(土) 第2次:2022年2月21日(月) |
合格発表 | 第1次:2021年10月25日(月) 第2次:2022年3月15日(火) | 第1次:2021年10月25日(月) 第2次:2022年3月15日(火) |
初年度納入金 | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) |
長期履修学生制度 | あり | あり |
過去の募集要項 | 令和3年募集要項 | 令和3年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
募集要項に公表されている入試データを参考にしていますが、受験者数は公表されていないため、試験倍率は算出することができませんでした。
修士課程・博士課程 | |
募集人数 | 13名 |
受験者数 | -名 |
合格者数 | 14名 |
倍率 | – |
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 専門 | 面接 | |
修士課程 | 〇 | 〇 | 〇 |
博士課程 | 〇 | 〇 |
辞書は英和・和英辞書の持ち込み可 (電子辞書類は不可)です。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
説明会は毎年行っていないです。
不明点については学務課もしくは志望校の教授へ直接問い合わせてみることです。
事前面接は必須?
募集要項にある通り、事前面接は必須です。
事前面接の取り組み方はこちらの記事にまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、学務課での閲覧のみとなっています。
複写は不可、メモは可能で、予約なしでの訪問で閲覧が可能です。
募集要項の取寄せ方法は?
ホームページからダウンロードのみとなり、願書書類も印刷して使用することとなっています。
よくある疑問
働きながら通える?
琉球大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 社会人特別選抜で受験をする
一般選抜には、社会人特別選抜が含まれており、社会人として受験をすることで、働きながらの進学が可能となります。
社会人特別選抜で進学をすることで、長期履修制度を利用したり、土日や平日夜間に授業や指導を行う昼夜開講制を利用することが可能です。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、合格後に長期履修制度の申請手続きが必要となります。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 博士課程(3年) | |
入学金 | 282,000円 | 282,000円 |
学費/年 | 535,800円 | 535,800円 |
合計 | 1,353,600円 | 1,889,400円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
詳しくはこちら
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点がありましたら、積極的に問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、琉球大学大学院保健学研究科保健学専攻の受験全般の解説でした。
琉球大学大学院への入学者の中には東京を始め他地域からの入学者が一定数おり、大学院進学をきっかけにプチ移住をするという選択肢も大いにありだと言えます。
働きながらの進学が可能な大学院でもあります、受験校に検討されてみては如何でしょうか。