【公立・大阪市立大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【看護学研究科看護学専攻】

大学院情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では大阪市立大学大学院看護学研究科看護学専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容
大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること
大阪市立大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【私立】大阪市立大学大学院看護学研究科看護学専攻
所在地〒545-0051
大阪市阿倍野区旭町1丁目5番17号
アクセスJR天王寺駅から徒歩
問い合わせ先大阪市立大学医学部看護学科
TEL:06-6645-3511 FAX:06-6645-3513
〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目5番17号

大阪市立大学は、大阪公立大学(仮称)の 2022 年 4 月開学に向けて、文部科学省に設置認可申請中です。そのため、、2022 年度合格者は大阪公立大学(仮称)大学院に入学することになります。

どのようなコースがあるの?

まず、修士課程2年、博士課程3年となっています。

取得できる資格は?

現在のところ、専門資格取得課程は設置されていないです。

専攻分野とは?

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース修士課程博士課程
授与学位修士博士
定員10名3名
入学月4月4月
履修期間2年3年
選抜方式一般選抜・特別選抜・社会人(臨床3年以上)一般選抜・社会人
出願期間1次募集:2021年7月12日(月)~ 16日(金)
2次募集:2021年1月12日(火)~ 15日(金)
1次募集:2020年7月13日(月)~ 17日(金)
2次募集:2021年1月12日(火)~ 15日(金)
試験日1次募集:2021年8月25日(水)
2次募集:2021年2月6日(土)
1次募集:2020年8月26日(水)
2次募集:2021年2月6日(土)
合格発表1次募集 2021年9月10日(金) ~16日(木)
2次募集 2021年2月19日(金) ~25日(木)
1次募集 2020年9月11日(金) ~17日(木)
2次募集 2021年2月19日(金) ~25日(木)
初年度納入金授業料:535,800円
入学金:大阪府民およびその子→282,000円
その他の者→382,000円
授業料:535,800円
入学金:大阪府民およびその子→282,000円
その他の者→382,000円
長期履修学生制度ありあり
社会人特別選抜ありあり
過去年度募集要項令和3年度募集要項令和3年度募要項
新年度募集要項令和4年度募集要項令和4年度募集要項(未)

試験倍率は?

公式サイトに公表されている入試データを参考にしています。

※「倍率 = 志願者数 ÷ 合格者数」

修士課程博士課程
募集人数10名3名
受験者数3名2名
合格者数3名2名
倍率1.01.0

試験倍率は、修士課程1.0、博士課程1.0です。

あくまで試験倍率は目安なので、この数値に捉われず試験対策はしっかり行いたいところです。

試験科目は?

英語専門面接
修士課程(一般)
修士課程(社会人特別選抜)
博士課程
試験時間90分90分不明

※英和辞典、和英辞典各1冊持ち込み可。ただし、医学専門辞書ならびに辞書機能をもつ電子機器類は持ち込み不可。

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

毎年5月頃に開催されていますが、コロナの影響により、2021年度はオンデマンド配信およびオンライン相談会が行われました。

時期【オンデマンド配信】
2021年5月8日(土)~7月16日(金)
【オンライン相談会】
2021年5月8日(土) 13:00~14:00
6月3日(木) 18:30~19:30
7月1日(木) 18:30~19:30
事前申し込み

説明会の詳細はこちらで確認できます。

事前面接は必須?

募集要項には下記のように記載されており、事前面接は必須です。

2021年度募集要項

事前相談期間が決められていますので、注意が必要です。

研究指導担当教員の名簿は、募集要項もしくは公式サイトの研究室紹介に掲載されていますが、2022年より大阪公立大学が開学されるため、教員の所属を確認する必要があります。

こちらの一覧からご確認を頂けます。

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項は公式サイトより閲覧することができますが、紙媒体の募集要項はテレメールから取り寄せが可能です。

ただし、募集期間外は請求できないようです。

こちらのページに掲載されています。

過去問取寄せ方法は?

過去問は、窓口での手渡しのみ、詳細は下記にまとめています。

受け取れる年度数2年分(基礎試験・領域別試験)
受け取り方郵送不可、窓口での手渡しのみ
場所〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目5番 17 号
大阪市立大学大学院看護学研究科(医学部看護学科)事務室
備考過去問の受け取り希望者は、窓口にて申請書提出が必要。
申請書は窓口にあり、「志望領域」の記載が必須。
事前に志望領域を決めておくこと。

※上記内容は、電話にて確認済みですが、受け取りにいかれる前に、必ず各自ご確認ください。

よくある疑問

働きながら通える?

大阪市立大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。

  • 長期履修制度を利用する

長期履修制度を利用するとは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

このように修業年限を延長することで時間的な余裕ができるので、働きながら、子育てや介護をしながら大学院進学をすることが可能となります。

学費も総額は変わらず、延長した年限分で分割した学費の支払いが可能になるので、学費負担が減るのもメリットとなります。

長期履修制度の申請は、入学手続き日までが期日となっており、あくまで教授との話し合いで決めることですので、受験前に行う事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

詳しい内容は募集要項に掲載されています。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金大阪市民及びその子 282,000円
その他の者 382,000円
大阪市民及びその子 282,000円
その他の者 382,000円
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

過去問を閲覧することができるので、試験対策は十分にできると言えます。

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

受験に関する不明な点については、積極的に問い合わせをしましょう。

問合せ先

〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目5番 17 号
大阪市立大学大学院看護学研究科(医学部看護学科)事務室
TEL 06-6645-3511 月~金曜日(祝日及び休業日を除く)

まとめ

以上、大阪市立大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般についての解説でした。

2022年4月より大阪府立大学との合併により大阪公立大学として新たに生まれ変わり、学生支援も充実するようで、新たな門出の第一号生として入学するのはまたとない機会だと思います。

関西地域での受験を予定されている方は、受験校として検討されてみては如何でしょうか。

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