こんにちは、だるまんです。
本記事では奈良学園大学大学院看護学研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【私立】奈良学園大学大学院看護学研究科看護学専攻 |
所在地 | 〒631-8524 奈良県奈良市中登美ヶ丘三丁目15-1(登美ヶ丘キャンパス) |
アクセス | 近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘」駅から徒歩12分 |
問い合わせ先 | 入試広報課 TEL: 0742-93-9958 (平日9:00~16:00、土曜12:00まで) 大学公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程2年)があります。
取得できる資格は?
下記の受験資格取得課程があります。
資格名 | 課程 | 領域 |
精神看護専門看護師(CNS) | 修士 | 精神看護学分野 |
専攻領域とは?
領域は下記のとおりに別れています。
- 在宅看護学分野
- 老年看護学・在宅看護学
- 訪問看護・慢性期看護
- 育成看護学
- 母性・女性看護学
- 小児看護学
- 精神看護学分野
くわしくはこちら
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 |
授与学位 | 修士(看護学) |
定員 | 8名 |
入学月 | 4月 |
履修期間 | 2年 |
選抜方式 | 一般選抜 |
出願資格審査 | 1次:2021年8月18日(水)~8月25日(水) 2次:2021年12月3日(金)~12月10日(金) |
出願期間 | 1次:2021年9月6日(月)~9月16日(木) 2次:2022年1月24日(月)~2月3日(木) |
試験日 | 1次:2021年9月26日(日) 2次:2022年2月13日(日) |
合格発表 | 1次:2021年9月27日(月) 2次:2022年2月14日(月) |
入学手続き | 1次:2021年9月28日(火)~10月7日(木) 2次:2022年2月15日(火)~2月24日(木) |
初年度納入金 | 入学金200,000円 授業料750,000円/年 実習費100,000円(CNSコース履修者2年次のみ) |
昼夜開講制度 | あり |
長期履修学生制度 | あり |
募集要項 | 令和4年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
入試データが公表されていないため、残念ながら算出することができませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
専門 (英語を含む) | 面接 | |
修士課程(一般試験) | 〇 | 〇 |
試験時間 | 90分 | – |
※英和辞書(電子辞書不可)一冊の持込みを許可。
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているので参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は、開催されておらず、個別対応となります。
学校内見学や個別相談を希望される場合は、下記へご相談が必要です。
事前面接は必須?
募集要項に書いてある通り、事前面接は必須です。
受付後,指導を受けようとする教員から具体的な相談の方法について,メール又は電話により返信
募集要項
します。
教員の連絡先は募集要項に掲載されています。
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、窓口での閲覧が可能です。
- 電話連絡での事前予約が必要
- メモ可能
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は、郵送請求が可能です。
よくある疑問
働きながら通える?
奈良学園大学大学院では、下記の制度を利用する方法があります。
- 長期履修制度を利用する
- 昼夜開講制度を利用する
働きながらの進学をされるとしたら、その旨を志望先の教授に相談のうえ、上記制度を利用するという方法が選択肢となります。
昼夜開講制度とは?
土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。
奈良学園大学大学院では、この昼夜開講制度を導入しており、教授との相談のもと、履修や指導時間を調整しながら学業を進めることが可能となります。
具体的には、平日は5限目16:20~7限目21:10、土曜日9:00~16:10の開講となります。
この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) CNSコース以外 | 修士課程(2年) CNSコース | |
入学金 | 200,000円 | 200,000円 |
学費/年 | 750,000円 | 750,000円 |
実習費 | – | 100,000円 (CNSコース履修者2年次のみ) |
合計 | 1,700,000円 | 1,800,000円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
くわしくは募集要項に掲載されています。
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
- 日本学生支援機構の奨学金
- 地方公共団体の看護師等修学資金
- 病院奨学金
- 日本政策金融公庫「国の教育ローン」
- オリコ「学費サポートプラン」
詳しくは奨学金紹介ページに掲載されています。
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
下記窓口へご相談をされてみるとよいと思います。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、奈良学園大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。
奈良学園大学では、働きながらの進学へのシステムや奨学金も充実している大学院です。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。