こんにちは、だるまんです。
本記事では金沢医科大学大学院看護学研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【私立】金沢医科大学大学院看護学研究科看護学専攻 |
所在地 | 〒920-0293 石川県河北郡内灘町大学1丁目1番地 |
アクセス | 北陸鉄道浅野川線「灘駅」からバス「大学前」下車 |
問い合わせ先 | 金沢医科大学看護学部事務課(大学院看護学研究科担当) TEL(076)286-2211(内線7733) E-mail kangoin@kanazawa-med.ac.jp 大学公式サイト 研究科公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程)2年があります。
取得できる資格は?
資格名 | 課程 | 分野 |
精神看護専門看護師(CNS) | 修士 | 【高度実践看護学】精神看護学分野 |
クリティカルケア看護専門看護師(CNS) | 修士 | 【高度実践看護学】クリティカルケア看護学分野 |
専攻とは?
- 看護教育学領域
- 看護教育学分野
- 地域生活支援看護学領域
- 地域生活支援看護学分野
- 地域健康支援看護学
- 生活支援看護学
- 高齢者支援看護学
- 創傷・スキンケア看護学
- 精神保健支援看護学
- 地域生活支援看護学分野
- 高度実践看護学領域
- 精神看護学分野(専門看護師教育課程配置)
- クリティカルケア看護学分野(専門看護師教育課程配置)
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 |
授与学位 | 修士(看護学) |
定員 | 6名 |
入学月 | 4月 |
履修期間 | 2年 |
選抜方式 | 一般選抜 |
入学資格審査申請 | 第1次:令和3年7月26日(月)~7月30日(金) 第2次:令和3年11月19日(金)~11月26日(金) |
出願期間 | 第1次:令和3年8月23日(月)~9月1日(水) 第2次:令和3年12月17日(金)~12月28日(火) |
試験日 | 第1次:令和3年9月11日(土) 第2次:令和4年1月15日(土) |
合格発表 | 第1次:令和3年9月22日(水) 第2次:令和4年1月26日(水) |
入学手続き | 第1次:令和3年10月6日(水)まで 第2次:令和4年2月9日(水)まで |
初年度納入金 | 入学金 200,000 円 授業料 800,000 円 教育充実費 200,000 円 |
長期履修学生制度 | あり |
昼夜開講制度 | あり |
教育訓練給付金 | なし |
新年度募集要項 | 令和4年度募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
入試データが公表されていないため、残念ながら算出することができませんでした。
試験科目は?
英語 | 専門 | 面接 | |
修士課程 | 〇 | 〇 | 〇 |
試験時間 | 60分 | 60分 | – |
※外国語(英語)の試験における辞書の持込みを許可します。ただし、電子辞書の持込みはできません。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は、下記日程で開催されています。
日程 | 【第1回】令和3年7月3日(土) 【第2回】令和3年7月9日(金) |
実施方法 | 対面式 |
申込 | 要 |
詳しくはこちら
事前面接は必須?
事前面接は、必須です。
教員の連絡先は募集要項に掲載されています。
過去問取寄せ
過去問は非公開です。
この場合は、他大学院の試験問題を取寄せて参考にする、大学入試試験の英語試験を解いてみる、国家試験問題の国家試験問題を解きなおしておく、最近のトレンドキーワードをチェックしておく、志望先教授の研究内容からキーワードをチェックしておく…といった方法で対策が可能です。
募集要項の取寄せ方法は?
学生募集要項・出願書類はホームページからダウンロードが推奨されています。
よくある疑問
働きながら通える?
金沢医科大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 昼夜開講制度を利用する
- 長期履修制度を利用する
働きながらの進学をされるとしたら、その旨を志望先の教授に相談のうえ、上記制度を利用するという方法が選択肢となります。
昼夜開講制度とは?
土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。
金沢医科大学大学院では、この昼夜開講制度を導入しており、教授との相談のもと、履修や指導時間を調整しながら学業を進めることが可能となります。
具体的には、平日6~7限(18時00分~21時10分)、土曜1~7限(9時00分~21時10分)の特例措置の授業時間を設けたり、教育上必要があると認められる場合は、昼夜開講講義、集中講義を行います。
この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。
詳しくはこちら
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | |
入学金 | 200,000円 |
学費/年 | 800,000円 |
教育充実費/年 | 200,000円 |
合計 | 1,200,000円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
詳しくはこちらに掲載されています。
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
- 日本学生支援機構奨学金
- 金沢医科大学大学院看護学研究科奨学金
詳しくはこちらに掲載されています。
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、金沢医科大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。
金沢医科大学大学院では、CNSコースでのキャリアアップが可能です。
社会人の進学にもサポートのある大学院なので、働きながらの進学も可能です。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。