こんにちは、だるまんです。
本記事では弘前大学大学院保健学研究科保健学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【国立】弘前大学大学院保健学研究科保健学専攻 |
所在地 | 〒036-8564 青森県弘前市本町66番地1 |
アクセス | 中央弘前駅より徒歩10分 |
問い合わせ先 | 弘前大学学務部入試課【大学院入試担当】 TEL:0172-39-3973 FAX:0172-39-3125 大学公式サイト 大学院研究科公式サイト 看護学専攻公式サイト |
どのようなコースがあるの?
福井大学大学院には、博士前期課程(修士課程2年)と博士前期課程(博士課程3年)があります。
取得できる資格は?
弘前大学大学院では、下記の資格取得コースがあります。
資格名 | 課程 | 分野 |
放射線看護高度実践看護師(学内称号) | 修士 | 放射線看護高度看護実践コース |
高等学校専修免許(看護) | 修士 | 看護領域全コース適応 |
専攻領域とは?
- 基礎看護学
- 母子看護学
- 成人看護学
- 地域看護学
領域紹介の公式ホームページはないので、公式ホームページの教員一覧もしくは募集要項に掲載されている各教員の研究内容を参考にすることです。
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 博士前期課程(修士課程) | 博士後期課程(博士課程) |
授与学位 | 修士(看護学) | 博士(看護学) |
定員 | 30名(他領域を含む) | 12名(他領域を含む) |
入学月 | 4月 | 4月 |
履修期間 | 2年 | 2年 |
選抜方式 | 一般入試 社会人特別入試 (3年以上の実務経験を有する方) 外国人留学生特別選抜 推薦特別選抜 (出身学校の指導教員からの推薦状が必要) | 一般入試 社会人特別入試 (3年以上の実務経験を有する方) 外国人留学生特別選抜 推薦特別選抜 (出身学校の指導教員からの推薦状が必要) |
出願資格審査 | 【第1期募集】2021 年6月29 日(火)~7月2日(金) 【第2期募集】2021 年11月8日(月)~11日(木) | 【第1期募集】2021 年6月29 日(火)~7月2日(金) 【第2期募集】2021 年11月8日(月)~11日(木) |
出願期間 | 【推薦特別選抜】2021年6月7日(月)~11日(金) 【第1期募集】2021年7月26日(月)~30日(金) 【第2期募集】2021年12月13日(月)~17日(金) | 【第1期募集】2021年7月26日(月)~30日(金) 【第2期募集】2021年12月13日(月)~17日(金) |
試験日 | 【推薦特別選抜】2021年6月26日(土) 【第1期募集】2021年8月21日(土) 【第2期募集】2022年1月22日(土) | 【第1期募集】2021年8月21日(土) 【第2期募集】2022年1月22日(土) |
合格発表 | 【推薦特別選抜】2021年7月9日(金) 【第1期募集】 2021年9月10日(金) 【第2期募集】 2022年2月10日(木) | 【第1期募集】 2021年9月10日(金) 【第2期募集】 2022年2月10日(木) |
初年度納入金 | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) |
昼夜開講制度 | あり | あり |
長期履修学生制度 | あり | あり |
募集要項 | 令和3年募集要項 | 令和3年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
残念ながら、入試データが公表されておらず、算出することが出来ませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 面接 | |
修士課程(推薦特別選抜) | 〇 | |
修士課程(一般選抜・社会人特別選抜) | 〇 | 〇 |
修士課程(外国人留学生特別選抜) | 〇 | |
博士課程(一般選抜・社会人特別選抜) | 〇 | 〇 |
博士課程(外国人留学生特別選抜) | 〇 | |
試験時間 | 90分 | – |
- 英和辞書(1冊)の持ち込みは可能、電子辞典及び専門用語辞典等は不可です。
- 保健医療全般に関わる英文情報の理解を問う問題が出題されます。
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているのでご参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は5月に開催されています。
日時 | 令和2年5月21日(金)18:00~19:00 |
詳細 | 1.募集要項説明 2.質疑応答 |
参加方法 | 【オンライン】Zoom |
申込 | 要 |
問い合わせ先 | 弘前大学大学院保健学研究科 学務グループ(村井) TEL:0172-39-5470 Mail:jm5470@hirosaki-u.ac.jp |
詳しくはこちらに掲載されています。
事前面接は必須?
募集要項にある通り、事前面接は必須です。
教員の連絡先は、募集要項もしくは教員一覧ページに連絡先が掲載されています。
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は学務課の窓口にて閲覧、郵送請求することが可能です。
郵送請求方法はこちらに掲載されています。
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項及は公式ホームページからダウンロードすることができるのですが、検定料を払い込むために必要な書類(払込取扱票)は別途郵送請求が必要となります。
請求方法は学務課の窓口での直接請求もしくは郵送請求となります。
詳しくは募集要項P21に掲載されています。
よくある疑問
働きながら通える?
弘前大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 昼夜開講制度を利用する
- 長期履修制度を利用する
昼夜開講制度とは?
土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。
弘前大学ではこの昼夜開講制度を導入しており、教授との相談のもと、履修や指導時間を調整しながら学業を進めることが可能となります。
この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 博士課程(3年) | |
入学金 | 282,000円 | 282,000円 |
学費/年 | 535,800円 | 535,800円 |
合計 | 1,353,600円 | 1,889,400円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
詳しくはこちら
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、弘前大学大学院保健学研究科保健学専攻の受験全般の解説でした。
弘前大学では、受験科目数が筆記試験は英語のみで、推薦状が貰えるようであれば口頭試験のみで受験することが可能です。
働きながらの進学も可能で、奨学金制度やTA制度を利用した学資支援も積極的に行われており、修士・博士と長期で通学することも十分可能な大学院だと思います。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。