こんにちは、だるまんです。
本記事では姫路大学大学院看護学研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【私立】姫路大学大学院看護学研究科看護学専攻 |
所在地 | 〒671-0101 兵庫県姫路市大塩町2042番2 |
アクセス | 山陽電鉄「大塩」駅下車、徒歩約8分 |
問い合わせ先 | 姫路大学入学センター TEL:079-247-7306 FAX:079-247-7316 E-mail:nyushi@koutoku.ac.jp 大学公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程2年)と博士課程があります。
取得できる資格は?
現在のところ、専門資格取得の課程はない状況です。
専攻領域とは?
領域は下記のとおりに別れています。
- 博士前期課程
- 看護教育・看護管理学分野
- 成人・高齢者看護学分野
- 障害児・者支援分野
- 地域看護学分野
- 博士後期課程
- 成人・高齢者看護学分野
- 障害児・者支援学分野
詳しくはこちら
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 | 博士課程 |
授与学位 | 修士(看護学) | 博士(看護学) |
定員 | 6名 | 3名 |
入学月 | 4月 | 4月 |
履修期間 | 2年 | 3年 |
選抜方式 | 一 般選抜 社会人選抜(3年以上の看護職者として実務経験を有する者) | 一般選抜 |
出願資格審査 | I期:2021年8月2日(月)~8月17日(火) II期:2021年11月22日(月)~12月7日(火) Ⅲ期:2021年12月8日(水)~2022年1月26日(水) | I期:2021年8月2日(月)~8月17日(火) II期:2021年11月22日(月)~12月7日(火) Ⅲ期:2021年12月8日(水)~2022年1月26日(水) |
出願期間 | I期:2021年8月18日(水)~9月8日(水) II期:2021年12月8日(水)~2022年1月26日(水) Ⅲ期:2022年1月27日(木)~2月17日(木) | I期:2021年8月18日(水)~9月8日(水) II期:2021年12月8日(水)~2022年1月26日(水) Ⅲ期:2022年1月27日(木)~2月17日(木) |
試験日 | I期:2021年9月11日(土) II期:2022年1月30日(日) Ⅲ期:2022年2月20日(日) | I期:2021年9月11日(土) II期:2022年1月30日(日) Ⅲ期:2022年2月20日(日) |
合格発表 | I期:2021年9月19日(日) II期:2022年2月6日(日) Ⅲ期:2022年2月27日(日) | I期:2021年9月19日(日) II期:2022年2月6日(日) Ⅲ期:2022年2月27日(日) |
入学手続き | I期:2021年10月15日(金) II期:2022年3月4日(金) Ⅲ期:2022年3月18日(金) | I期:2021年10月15日(金) II期:2022年3月4日(金) Ⅲ期:2022年3月18日(金) |
初年度納入金 | 入学金:200,000円 授業料:550,000円 施設設備費:150,000円 ※本学卒業生は、入学金を全額免除 | 入学金:200,000円 授業料:550,000円 施設設備費:150,000円 ※本学卒業生は、入学金を全額免除 |
昼夜開講制度 | なし | なし |
長期履修学生制度 | あり | あり |
募集要項 | 令和4年募集要項 | 令和4年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
入試データが公表されていないため、残念ながら算出することができませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 専門 | 小論 | 面接 | |
修士課程(一般選抜) | 〇 | 〇 看護学全般の基礎知識 | – | 〇 |
修士課程(社会人選抜) | – | – | 〇 | 〇 |
博士課程 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
試験時間 | 60分 | 60分 | 60分 | – |
※看護に関する英文の和訳。英和辞書は1冊持ち込み可(医学専門辞書及び電子辞書は不可)
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているので参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は、年に2回開催されています。
日程 | 2021年7月17日(土) 2021年8月7日(土) |
申込 | 要 |
事前面接は必須?
事前面接は必須ではないですが、行うことを推奨されています。
教授の連絡先は掲載されていないので、入学センターへ連絡をすることで教授へ連絡を取ってもらえるようです。
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、窓口閲覧となっています。
- 窓口営業時間:平日9時~17時
- 事前連絡をすることが望ましい
- メモ可能
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は、入学センター窓口に直接、もしくは郵送請求することが可能です。
よくある疑問
働きながら通える?
姫路大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 長期履修制度を利用する
- 遠隔授業を利用する
働きながらの進学をされるとしたら、その旨を志望先の教授に相談のうえ、上記制度を利用するという方法が選択肢となります。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、事前に教授に相談の上で決めることですので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
遠隔授業を利用するとは?
姫路大学大学院では、下記の対応をしています。
- 講義時間は平日の夜間と土曜日開催で、個別に教員と相談のうえ、決めることができます。
- 講義はインターネットを利用して、ほとんどすべての講義がオンラインで受講可能です。
このような学習環境はありますが、受験前に志望先の教授に、ご相談をしておくことをおすすめします。
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 博士課程(3年) | |
入学金 | 200,000円 ※本学卒業生:全額免除 | 200,000円 ※本学卒業生:全額免除 |
学費/年 | 550,000円 | 550,000円 |
施設設備費/年 | 150,000円 | 150,000円 |
合計 | 1,600,000円 | 2,300,000円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
詳しくはこちら
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
- 日本学生支援機構の奨学金
- 姫路大学学資支援奨学金
- 奨学学術振興事業(姫路市)
- 教育ローン
詳しくはこちらに掲載されています。
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
他にも経済支援に対する授業料免除や分割支払い制度などもありますので、必要な場合下記センターへご相談をされてみるとよいと思います。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、姫路大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。
姫路大学大学院では、働きながらの進学を大いにサポートしている大学院で、遠隔授業で履修することが可能です。
また、「障害者・児支援分野」は国内初の分野で、他の大学院にはない分野です。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。