【公立・岐阜県立看護大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【看護学研究科看護学専攻】

大学院受験情報

本記事では岐阜県立看護大学大学院看護学研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容
大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること
岐阜県立看護大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【公立】岐阜県立看護大学大学院看護学研究科看護学専攻
所在地〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047−1
アクセス名鉄新羽島駅、岐阜羽島駅より徒歩15分
問い合わせ先学務課 大学院入試担当
TEL:058-397-2300(代表)FAX:058-397-2302
大学公式サイト

どのようなコースがあるの?

博士前期課程(修士課程2年)と博士後期課程(博士課程3年)があります。

取得できる資格は?

取得できる専門資格は下記のとおりとなります。

資格名課程領域
がん看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】がん看護
小児看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】小児看護
慢性看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】慢性看護

専攻領域とは?

領域は、下記のとおりに別れています。

  • 博士前期課程
    • 地域基礎看護学
    • 機能看護学
    • 育成期看護学
    • 成熟期看護学
    • 専門看護師コース
      • 慢性看護
      • 小児看護
      • がん看護
  • 博士後期課程
    • 広域実践看護学

領域紹介はこちらに掲載されています。

試験概要

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まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース研究者コース
専門看護師コース
博士後期課程
授与学位修士(看護学)博士(看護学)
入学要件2年以上の実務経験があること
(保有出願資格によって4年以上)
5年以上の実務経験があること
定員12名2名
入学月4月4月
履修期間2年3年
選抜方式一般選抜一般選抜
外国人特別選抜
出願資格審査令和3年7月5日(月)~7月9日(金)令和3年10月25日(月)~10月29日(金)
出願期間令和3年8月16日(月)~8月24日(火)令和3年11月18日(木)~11月25日(木)
試験日令和3年9月9日(木)令和3年12月4日(土)
合格発表令和3年9月16日(木)令和3年12月10日(金)
入学手続き令和3年9月17日(金)~9月29日(水)令和3年12月13日(月)~ 12月20日(月)
初年度納入金695,200円
(入学金:338,000円、授業料357,200円)
※県内在住者:226,000円
873,800円
(入学金:338,000円、授業料535,800円)
※県内在住者:226,000円
昼夜開講制度ありあり
長期履修学生制度ありあり
教育訓練給付金なしなし
募集要項令和3年募集要項令和3年募集要項

※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

公表されている入試データから算出しています。

※試験倍率=志願者数÷合格者数

修士課程博士課程
定員122
志願者数73
合格者数72
倍率1.01.5

修士課程1.0、博士課程1.5でした。

あくまで数値目安なので、試験対策にはしっかり取りくみたいものです。

試験科目は?

試験科目は下記のとおりとなります。

看護一般英語専門小論面接
修士課程(出願資格審査)
修士課程(一般選抜)
博士課程(出願資格審査)
博士課程(一般選抜)
試験時間修士:50分
博士:90分
60分60分60分

辞書(電子辞書は不可)1冊の持ち込みを許可。

試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているのでご参考ください。

受験にお役立ち情報

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大学院説明会はいつ?

大学院説明会は、入試相談会として毎年8月に開催されています。

オープンキャンパス令和元年8月4日(日)・5日(月)
共同研究報告と討論の会令和2年2月8日(土)

詳しくはこちら

事前面接は必須?

募集要項によると必須です。

教員の連絡先は公式サイトの教員連絡先ページもしくは募集要項に掲載されています。

事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓

過去問取寄せ方法は?

過去問は大学事務局での閲覧が可能で、閲覧日については事前の問い合わせをされることを推奨されています。

詳しくはこちら

請求先

学務課 大学院入試担当
〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047−1
TEL:058-397-2300(代表)FAX:058-397-2302
月曜日~金曜日 午前9:00~午後5:00
(ただし、夏季一斉休業、年末年始及び入試実施日等を除く)

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項は、公式サイトから閲覧することは可能ですが、出願の際には募集要項の冊子を郵送請求にて取寄せて使用することとなっています。

詳しくはこちら

請求先

学務課 大学院入試担当
〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047−1
TEL:058-397-2300(代表)FAX:058-397-2302
月曜日~金曜日 午前9:00~午後5:00
(ただし、夏季一斉休業、年末年始及び入試実施日等を除く)

よくある疑問

働きながら通える?

働きながらの進学をするには、下記の制度を利用する方法があります。

  • 昼夜開講制度を利用する
  • 長期履修制度を利用する

この制度を利用するには、事前に志望先の教授との相談のうえでのこととなりますので、事前面接の際には必ず相談をされることです。

昼夜開講制度とは?

土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。

岐阜県立看護大学では、夜間授業(6時限目)や土曜日に基本科目を開講、夏季及び春季休業中には集中講義を実施しています。

この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。

長期履修制度とは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、出願時に希望者は申請することとなります。

希望される方は早めに教授にご相談をすることですので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

詳しくは募集要項に掲載されています。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金338,000円
※県内在住者:226,000円
338,000円
※県内在住者:226,000円
学費/年357,200円535,800円
合計1,052,400円
※940,400円
1,945,400円
※1,297,600円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

  1. 日本学生支援機構奨学金
  2. 岐阜県選奨生奨学金
  3. 上野高子看護学生奨学基金
  4. 岐阜杉山記念財団奨学金

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

関心のある方は、下記窓口にご相談をしてみることです。

奨学金相談窓口

学務課 大学院入試担当
〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047−1
TEL:058-397-2300(代表)FAX:058-397-2302
月曜日~金曜日 午前9:00~午後5:00
(ただし、夏季一斉休業、年末年始及び入試実施日等を除く)

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。

問合せ先

学務課 大学院入試担当
〒501-6295 岐阜県羽島市江吉良町3047−1
TEL:058-397-2300(代表)FAX:058-397-2302
月曜日~金曜日 午前9:00~午後5:00
(ただし、夏季一斉休業、年末年始及び入試実施日等を除く)

まとめ

以上、岐阜県立看護大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。

専門看護師資格取得コースを複数設けているので、卒業後、現場でのキャリアアップに繋がります。

また、博士課程まであり、働きながらの進学も可能なので、専門資格取得後にそのまま博士課程へ、もしくは働きながら博士課程という道も大いにありです。

修士課程の学費は、他公立大学院に比較して、負担が低いのもメリットの一つだと言えます。

受験校に検討されてみては如何でしょうか。

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