【看護大学院受験】受験にはハイレベルのテーマでしょ!研究テーマを決めるには、このコツが必要!これだけおさえれば、研究テーマは決まる!【研究テーマ】

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【看護大学院受験】看護研究テーマの探し方8ステップ!これだけすればテーマが決まる!【研究テーマ】 だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

大学院受験を決めたら、まずは大学院で取り組む研究テーマを決める必要があります。

既に研究テーマが決まっていたらよいのですが、研究テーマの決め方がわからない、なかなか研究テーマが決まらない、未だに研究テーマに迷っているという方に向けて、研究テーマの探し方・決め方を解説します。

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大学院の研究テーマレベル

大学院進学を目的とした研究テーマなので、レベルの高いもの、ハイクォリティのものを求められていると考えがちですが、看護学生の頃もしくは職場で取り組んだであろう、研究テーマ選びのプロセスが基本であり、大学院だからより高度、ハイレベルなんてことはないです。

進学後、その研究の調査方法や分析方法、考察を大学院レベルへ持っていくための指導を受けますが、大学院受験時点で受験生が提示する研究テーマに、レベルが高いとか低いとか、そういう基準は基本的にないと思います。

それよりも、新規性があるとか、着眼点がいいとか、面白みがあるとか、社会のニーズが高いとか、そういう目線での研究テーマを求めていると言えます。

なので、これから研究テーマを探す基本の話をしますが、ご自身が学生の頃、職場で行った研究作業を振り返り、照らし合わせながら読んでみてください。

研究テーマの探し方

研究テーマをゼロから決めるためのプロセスは、下記の7ステップとなります。順番に解説します。

研究テーマを探す流れ
  1. キーワードを決める
    1. まずは自分の疑問から
    2. 看護雑誌・ネット検索
    3. 志望先の教授の研究を参考にする
    4. 以前研究した内容を用いる
  2. 文献検索をする
  3. 文献を取寄せる
  4. 文献の精査を行う
  5. 明らかになっていないことを知る
  6. 先行研究を決める
  7. 研究計画書のレイアウトを書く

① キーワードを決める

まずは、下記の4つの方法から、興味のある、気になるキーワードをいくつか抽出します。

1.自分の疑問から

まずは、臨地実習や臨床経験などを通して、「なぜ?」「どうして?」「こういう違いがある」「こうしたらどうなるんだろう」「こうなったらいいのに」と、あなたが感じた疑問、気づきを思い出して、それをより深めてみると、研究テーマが見つかることがあります。

このような自分の疑問や気づきから派生した研究テーマであると、大学院受験で「なぜそのテーマに着目したのか」と、研究テーマを決めた理由について問われた際に、もっとも解答しやすいことから、この方法でのテーマ決めは最も望ましいと思います。

2.看護雑誌・文献検索

志望分野の看護雑誌(月刊誌など)や文献検索サイトを通して、既存に公表されている研究文献のテーマからヒントを得ることも可能です。

看護雑誌であれば、その分野において注目されている話題を多く取り扱われているので、目次や掲載文章からトレンディな研究テーマを決めることも可能です。

看護雑誌(月刊誌)なら、オンライン書店富士山マガジンで、各月のタイトルと目次を閲覧することが可能です。

トレンディな研究とは、話題性があるので、類似テーマを扱う人も多く、かえって特異性に欠ける可能性はありますが、関心を寄せる教授も多いので、受験生として選ぶメリットは大きいと言えます。

文献検索サイトなら、年月が経っている研究論文も探せますので、必ずしも新規性に富まなくとも、古い文献からヒントを得ることもありだと思います。

3.志望大学院の教授の研究を参考にする

既に志望先が決まっている場合、その志望先の教授が行っている研究にニアピンの研究テーマを探すというのもありだと思います。

学生の論文は、いずれ、教授と連名での学会投稿となりますので、教授にとっても自分の研究の一翼になるようなテーマであれば、その受験生を受け入れたいと思える可能性は高くなると言えます。

ただし、研究とは長い付き合いになるので、自分が最も取り組んでいて楽しいと思えるテーマでなければ、晴れて志望先に入学できたとしても、学校生活が楽しくない、長続きしない要因にもなりかねないものです。

まずは自分が関心を持って楽しく取り組めるテーマであるかどうかを精査したうえで、その教授が首を縦に振ってくれそうなテーマかどうかが、テーマの決め手ポイントになると思います。

4.以前研究した内容を用いる

学生の頃に取り組んだ卒業論文、職場で取り組んだ研究課題、看護研究などがあれば、そのテーマをよりバージョンアップさせて、研究テーマにするのも大いにありです。

一度取り組んだことのあるテーマだからこそ、事前知識や情報があり、取り組みやすいというメリットがあります。

取組んだ時期から時間が経っているようであれば、その新規性が薄れている可能性もあるので、その場合は、そのテーマの関連分野が現在どれほど変化したのかを文献から調べて、明らかになっていないことを探し出し、研究テーマにするのもよしだと言えます。

そうすれば、既存に取り組んだ研究も活かされると思うので、ダブルメリットです。

② 文献検索をする

①の方法から、キーワードがいくつか抽出できたと思いますので、今度は、そのキーワードで文献検索を行います。

この時に、関連するキーワードはすべて探してみてください。

例えば、「高齢者」という言葉をキーワードとした場合、「高齢者」」だけではなく、「シニア」「老人」「後期高齢者」「前期高齢者」というように、類語も探してみることです。

その際に使える無料文献検索サイトを紹介しておきます。

Cinniで検索をすると、本文はサイト内で閲覧できることもあれば、閲覧できない場合は文献の所蔵先が下の図のように、外部リンクで「医中誌Web」「NDL Online」「Cinni Books」で出てきます。

これらをクリックしても文献をネットでDLできないので、結局のところ、所蔵先に取り寄せの手続きが必要です。

それぞれの役割と簡単な使い方を下記で説明します。

「医中誌Web」は、医学中央雑誌刊行会が運営する有料文献サイトで、1カ月8時間は2,200円、20時間は4,400円の料金がかかりますが、図書館へ出かけるのが難しい場合は、短期間での入会は選択肢のひとつになると思います。ただし、解約される時期により、1ヵ月のご利用料金が発生するのでご注意ください。詳しくはこちら

「NDL Online」は国会国立図書館のオンラインサイトで、蔵書検索と複写申請を行うことが可能です。全国の著書は国会国立図書館に蔵書されているので、ここにいけば、すべての文献にあたることが可能です。来所せずとも、遠隔複写が可能ですが、複写申込後、受付から約2週間程度の時間と別途料金(複写料・送料・事務手数料)がかかります。詳しくはこちら

「Cinni Books」は、その文献の所蔵先を一覧で示してくれます。その一覧にある図書館へ直接来訪することで文献の閲覧・複写が可能です。ここでは取寄せたい文献の所蔵先を確認するまでの役割なので、なるべく取寄せ手続きが少なくて済むように、文献所蔵先が重なるところをチェックしておくために使用します。

③ 文献を取寄せる

②で文献検索を行ったら、関心のあるキーワードに関連した文献がいくつか目に留まると思いますので、それらの本文を読んでみます。

多くはネット上でDLすることができない場合が多いので、その場合は、直接の取寄せが必要です。

文献の取寄せ方法は、上記で紹介した、①国会図書館から取り寄せる、②所蔵図書館から取り寄せることが一般的ですが、もうひとつ方法があります。

例えば、東大図書館へ行き、1日入館証を得て、図書館内にある所蔵図書検索PCからキーワード検索を行い、検索結果が出てきた文献をすべて閲覧・複写してくるという方法です。

ネット検索で知った文献を取寄せるのには時間がかかりますが、東大図書館のようにある程度大きな大学図書館へ行くと、所蔵文献のボリュームも大きいので、ネット検索では見逃していた文献などがお宝のように見つかることもあります。

時間も稼げて一石二鳥なので、おすすめします。

もちろん、自分の研究テーマに近そうな論文は時間がかかっても必ず入手することです。

④ 文献の精査を行う

③で文献を取寄せたら、文献の精査を行います。

1文献ずつ、研究目的、研究手法、研究結果、考察の4点を要約してメモ書きしておくと後に見直した際に思い出すことが可能です。

時間の余力がある方は、文献リストをエクセルで作成し始めておくのもよしだと思います。

大学院受験には「事前面接」という、出願前に行われる教授との面接がありますが、その席で、受験生が提示する研究テーマにおいて、どのような研究が明らかにされて、明らかになっていないのか説明を求められることも大いにあります。

なので、その研究テーマにおける周囲の論文をよく把握しておかなければ、自分の研究テーマを決めたエビデンスが薄くなってしまうのです。

時間がかかる作業ですが、ここは事前面接対策に匹敵しますので、時間をかけてほしい所でもあります。

⑤ 明らかになってないことを知る

集めた文献を一つ一つ精査していくと、研究結果から「既に明らかにされていること」、研究考察から「まだ明らかになっていないこと」の2点が明らかになってきます。

すると、「既に明らかになっていること」は研究テーマ候補から必然的に外れ、「明らかになっていないこと」から自分のテーマを見出していくことができます。

例えば、自分が大まかに決めた研究テーマが他論文では明らかになっていなければ、これは研究テーマとして決めていい確率が高くなります。

または、明らかになっていないことを集めて、そこからヒントを得てテーマを作るというのもありです。

これを知っておかないと、大学院受験で研究テーマを教授に話したところで、「え、それってもう研究で明らかになってるんじゃないですか?」なんてつっこまれることも無きにしも非ずです。

⑥ 研究テーマを決める

最後に、決めた研究テーマを、最終的に研究テーマにふさわしいタイトルに変換します。

研究テーマにふさわしいタイトルに変換するには、さまざまな研究論文のテーマを見て頂くとそのヒントが得られますが、その一例を挙げておきます。

  • 〇〇と〇〇の関連性
  • ~の特徴
  • 〇〇と〇〇の比較
  • ~の効果
  • ~への支援
  • ~への現状と課題

⑦ 研究計画書のレイアウトを書いてみる

これで、研究計画書を書くための材料はすべてそろったはずです。

そこで、ストーリー性が成立するかどうか、簡単に大学院受験に必要な研究計画書のレイアウトを書き出してみます。

研究レイアウト
  1. 研究テーマにおける現状を述べる
  2. 明らかにされている現状を述べる
  3. 明らかになっていない部分を述べる
  4. 本研究で明らかにしたいことを述べる

この4点を簡単に書き出してみると、話がスムーズに流れているのか確認できると思います。

大学院受験の願書提出時には、研究計画書の提出が必要で、その具体的な書き方は下記の記事にまとめています。

まとめ

研究テーマ決めは、難しく大変なことだと思います。

誰かに相談したり、それに助言を頂いたり、指導までしてもらえるなら心強いものですが、そういったサポートなしで自力で頑張っていらっしゃる方も大勢います。

その方々の一翼になれたらと思い、今回、長々と基本的な研究テーマの決め方について解説しましたが、研究テーマにレベルの高低はなく、何よりも、自分が取り組みたいと思える研究、社会に役立つ研究テーマであることがもっとも大事な決め手です。

アカデミックでは、研究テーマは長らく付き合う自分のアバターでもありますので、それほどに愛着を持てるテーマと出合うための時間だと思って、とことん、ご自分が納得いくまで探して決めることです。

よいテーマとの出合いがありますように。

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