【大学院受験】事前面接(研究室訪問)で、教授に受験を断られた、どうする?【事前面接 研究室訪問】

だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

大学院受験では、受験願書を出す前に、志望校の教授と事前面接(研究室訪問)を行うことが必須とされています。

その事前面接が大学院合格の9割を占めると筆者は考えており、その取り組み方やコツについて、発信してきました。

今回は、もし、事前面接の中で、教授から受験を断られるニュアンスをキャッチしたとしたら、それはどういう意味なのか、どうしたらいいのかについて、解説します。

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受験を断られたかも?どうしよう?

大学院進学は教授ありき

大学院受験の事前面接とは、進学相談の場でもあります。

約30分間の面接時間内に、大学院進学後に取り組みたい研究テーマや修了後の希望進路について教授と話します。

その話を聞いた教授は、総合的に、研究室に適正しているかどうかを判断しています。

そのため、事前面接で、教授にYESと思ってもらえるためのノウハウは他の記事でお伝えしていますが、教授ありきでの大学院進学なので、自分の努力だけで、どうにかなるものでもない、難しい部分もあります。

これって断られてる?

教授が事前面接(研究室訪問)の場で、受験生に直接、受け入れ可否の答えを伝えるという事はほとんどないに等しいですが、受け入れられている、もしくは、そうでもない、というニュアンスは、教授との会話の中で、うすうすと、感じると言われています。

受け入れられているなら、あとは、試験を鬼頑張るのみですが、そうでもないと感じてしまったら…

例えば、予期せず、教授から、他の研究室をすすめられる、大学院進学前にキャリアを積むことをすすめられる、他の道をすすめられる、話が進まない、空気が重いといった展開があるとしたら…どうしますか。

教授が断る理由

教授が事前面接で受験生を断るニュアンスを醸しだす理由をあげてみます、あくまでも私見です。

  • 「この研究室が合っていない」
  • 「キャリアが足りない」
  • 「将来の進路に合ってない」
  • 「ラボの雰囲気に合わない」
  • 「受験者の希望進路に大学院進学があっていない」

という、ことが主ですが、その根本にあるのは、子を思う親心ではないか、と察します。

補足になりますが、教授とは受験のプロアカデミックのプロフェッショナルなので、大学院進学相談を受けたところで、受験生の希望進路に向かって歩むべき道は、透けて見えているのだと思います。

もちろん、教授からすれば、ひとりでも門下生が入ってくれることは、研究室として望ましいことではありますが、やはり手塩にかけて一研究者を育てる以上、無責任に、だれでもいらっしゃいというわけにもいかないのも事実です。

そのため、その時点での評価、助言なので、時を経て、また同じ面接を受けたとしたら、その答えは十分変わると思います。

断られた時の対処法

とはいえ、第一志望としていた研究室の教授から、お断りニュアンスをキャッチしてしまった時は、あたまが真っ白、動揺するものです、これをどのように理解して動くべきなのか、と。

その対処方法は、3つ考えられます。

対処法1 志望校を変える

大学院進学をしたい、修士号を取得したいということが第一の進学目的であるならば、第二志望校を第一志望校に変えることです。

ここで肝心なことは、第一志望校を断念したから、仕方なく第二志望校へ進学したということではなく、第二志望校のレベルが自分のレベル相当であるということを受け入れる、ということです。

対処法2 そのまま受験する

どこでもいいわけではない、〇〇大学院の〇〇先生の門下生になりたいという意志が強いのであれば、断念せず、第一志望校として、ダメもとで受験をすることです。

それで受かったらよし、ダメだったとしたら、諦めずに再度挑戦をすることです。

実際に、受験浪人をして合格されている方々もいます。

対処法3 再挑戦する

再挑戦される際には、事前面接で教授から何を指摘されたのかをよく分析してみることです。

例えば、キャリアが不足しているのか、進学条件が整っていないのか、研究テーマがいまいちだったのか、進路が合っていないのか…教授が心配していた要素をクリアにできればいいのです。

その問題点をクリアにして、再挑戦を、第二次募集、第三次募集でするのか、翌年に持ち越すのかを考えることです。

まとめ

目先にあることが自分の思い通りの結果になった時、この上ない喜びを感じたり、すべてを手に入れたような気持に包まれるものですが、時間が経ってみると、それが決して人生におかれて、それでよかったのだろうかと思う時もたくさんあります。

逆に、努力した割の結果が得られず、暗礁に乗り上げた船のように、その時は挫折をして心が折れそうになったとしても、時間が経ってみると、それが決して人生に置かれて、それでよかったと思える時もたくさんあります。

それを例にして、事前面接での断りがあったとしても、時が経ってみなければ、わからない、かえって、よかったと思えることもあるかもしれないということです。

教授から、思いもよらない言葉を手土産にもらったとしたら、それをネガティブに捉えず、客観的に自分を省みるチャンスにするのです。

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