こんにちは、だるまんです。
本日も受験勉強でお疲れさまです。
看護系大学院受験の専門・小論対策として頻出のキーワード「アカウンタビリティ」について調べてみました。
頻出キーワードなので、この記事で大事な要点だけでも突破して頂ければと思います。
出題傾向
キーワード | アカウンタビリティ |
頻出度 | |
出題される分野 | 共通問題、全分野にて出題される傾向有 |
分野関係なく、共通問題にて下記のような問われ方をすることを度々見かけています。
知っておくべき用語の常識
アカウンタビリティとは
アカウンタビリティ、英語では「accountability」、直訳では「説明責任」です。
看護業界に限らず、様々な業界で使用される用語です。
例えば、株主・投資家に対して経営者が会計説明をする責任を「アカウンタビリティ」ともいいますし、政府や公務員が政策やその執行について国民に説明するのも「アカウンタビリティ」と言うようです。
それはさておき、看護業界にていわれる「アカウンタビリティ」をより具体的に説明するならば、
患者に対して行われる治療や処置に関する内容を、患者や家族へ説明する責任のこと。
と言えます。
これだけだと、なんだかとても淡白な解答なので、より言葉を豊かにするならば、
患者に対して行われる治療や処置に関する内容を、患者や家族へ説明する責任のこと。単に説明をするだけではなく、患者やその家族が説明に対して理解し、一定の結果を出すところまでの責任を持つことが必要である。
というところまで補足を付けられると、尚、採点されやすい(点数がつけやすい)のではないか、と思います。
アカウンタビリティを果たすためには
アカウンタビリティの用語説明の他に、例えば、
- アカウンタビリティの必要性とは?
- アカウンタビリティを果たすためにはどうしたらよいのか
というような、アカウンタビリティ実現のための具体的な看護、対策について受験生の意見を問われることがあります。
こういう問いには、言ってしまえば正誤はない問いですが、ここで活用できるキーワードは、「インフォームドコンセント」です。
インフォームドコンセントを使おう
インフォームドコンセントとは「説明を受けたうえでの同意」のことですが、このインフォームドコンセントを行うことがアカウンタビリティの実現に直結すると言えます。
なので、解答をする際には、「インフォームドコンセント」という言葉やこの概念、インフォームドコンセントを踏まえた看護と言う視点で解答を作っていけばよいと思います。
患者の疾患や治療方針における理解状況を確認し、理解が不足している時は、説明の補足したり不安などを傾聴し、患者が納得できるように援助していくことが、アカウンタビリティ実現につながると考える。
これも少々淡白な解答ではありますが、ご自身の意見を書けるこういう質問が来た時には、志望専攻における「インフォームドコンセント」を意識して、ご自身が経験された事例なども踏まえながら文章をより肉付けしていくと、しっかりした解答ができあがると思います。
本日のまとめ
本日のポイントを箇条書きします。
- アカウンタビリティとは、説明責任のこと。
- 看護におけるアカウンタビリティは、患者に対して行われる治療や処置に関する内容を、患者や家族へ説明する責任のこと。
- アカウンタビリティ実現のためにできる看護について考えておくこと。
今日は簡単にまとめてみましたが、大学院入試頻出のキーワードはまだまだたくさんありますので、毎日1キーワード、コツコツインプットしていけば、筆記試験はパスできるはずです。
ではまた次回お会いしましょう。