【看護大学院受験】世間では安定してるからいいって言うけど、実はどうなの?公務員の保健師って何がいいの?【地方公務員 行政保健師】

だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

看護師のキャリアチェンジとして、「保健師」で公務員になる道があります。

公務員だから給与は安そう、なんか地味そう、何してるかよくわからない、というイメージをもたれることが多い保健師ですが、意外と、穴場なお仕事だったりします。

保健師国家資格取得者であることが必須条件にはなりますが、行政保健師になってみなければ知りえない、仕事の楽しさ、公務員ならではの特典があります。

そこで、今回は、行政保健師の仕事の楽しさと公務員ならではの特典について解説します。

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行政保健師の魅力

行政保健師の仕事の楽しさ

行政保健師とは、その地域の住民の健康保健の質的向上をはかる役割を担っています。

その対象は、妊婦さんに始まり、乳幼児、小児、成人、高齢者までの幅広い年齢層の人々で、在職期間中の異動で対象に拘らず、さまざまな保健分野に携われることは、保健師のだいご味だと思います。

例えば、妊婦健診や子育て相談などで関わっていた住民の方と数年間の支援を通して関わりつつ、その子供の成長の喜びを共にしたり、自分の支援で状況が良くなったり、異動後に、関わった住民の方からふと声を掛けられたりした時こそ、行政保健師の遣り甲斐を感じる時です。

所属の課ごとに職員が少人数で構成されているので、自分の意見が上司に届きやすい距離の近さがあり、考案したことが実践に反映されやすいのも、保健師の仕事の楽しさだと思います。

そればかりでなく、担当ケースを持つことで、一保健師として専門知識をもって活動することも多いので、キャリアと共に保健師としての自信もついていきます。

恵まれた職場環境

所属する自治体にもよりますが、基本的に、行政保健師の勤める職場は、とても働きやすいと思います。

その理由を私見で挙げてみます。

  • 給与は低いが忙しくない
  • 定時に帰宅できる確率が高い
  • 夏休み・冬休み・有休がしっかりとれる
  • 仕事を煽られることがない
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 子育て職員のための福利厚生が充実
  • 保健師同士仲がいい
  • 年功序列なので、比較的定年まで安泰
  • 職場での出会い・結婚が多い
  • ボーナスは確実に出る
  • 人が辞めないので、上下関係なく親しくなれる
  • 職員皆穏やか
  • 午前・午後半休が取りやすい

上記にあげた内容を総まとめすると、仕事の忙しさはそれなりにあったとしても他業種に比較するとそれほどでもなく、仕事のストレスや人間関係のストレスは断然低いと感じます。

言葉を返せば、リベラル派、常に挑戦をしたい、新しい刺激が欲しい…といった方には、きっとつまらない職場だと思われるかもしれないです。

低ストレスで低エネルギー低稼ぎでOKという方には、理想的な職場だと思います。

公務員ならではの特典

保健師は子育て環境にぴったり

行政保健師で一番得する時期とは、結婚後、妊娠・出産・育児のライフイベントを迎えた頃です。

各自治体では、産休に関する福利厚生がかなり充実しており、育児休暇の最大取得期間は3年間で、その間、育児休業給付金により、給与の50~67%が支給されます。

子供が3歳になるまで在宅で仕事をせずとも、お給与が入り、職場への復帰もスムーズです。

また、職場復帰後も小学生以下の子供を持つ職員には「育児短時間勤務」を利用することで出勤時間を調整することも可能です。

福利厚生の割引がある

公務員になると、福利厚生の一環で、共済組合に入会しますので、それなりにレジャー施設などのクーポンや映画や娯楽施設の割引チケットなどがもらえる機会が多いです。

これは公務員になった時に実感できる嬉しい部分だと思います。

まとめ

以上、行政保健師の魅力と公務員の特典についてでした。

行政保健師になると、仕事を辞めずに定年まで、順調に働かれる方が多いです。

同じ資格を持つ上司を見ていれば、自分の将来の暮らしが想像でき、そこに理想の形を見つけられるとしたら、満足度の高い人生にも繋がれると思います。

もし、キャリアチェンジに悩まれているとしたら、行政保健師を目指してみる、そのために保健師取得を検討されてみることは大いにありだと思います。

最近は、大学院にも保健師課程ができていますので、大学院進学で修士と保健師をふたつ取得して都道府県庁や東京23区の行政保健師になる、いずれは、行政保健師の管理職になることを目指すのもよしです。

次回は、行政保健師になる具体的な方法、ロードマップを解説をします。

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