【基礎英語#007】Shouldは、強制的な意味での「~すべき」ではない【遅咲きの英語】

遅咲きの英語

こんにちは、「遅咲きの英語」のだるりっしゅです。

Shouldといえば、「~すべき」という半強制的な意味だと把握している日本人は多いものです

ところが、本来の意味には、そのような意味合いはない、です。

今も、「~すべきではありません!」といった強制だと思って使っているとしたら、本末転倒!

本来の意味とは異なる意味で、相手に伝わっている可能性が高いです。

では、本来はどのような意味を持っているのでしょうか。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Shouldのニュアンスの違い

Shouldといえば、

  • 意味:~すべきである
  • shouldの後ろには動詞の原形が来る

ということは、既に学習済みの内容だと思います。

これをふまえて、例えば、先生が生徒に「宿題してきなさい」という意味でこう言いました。

You should do your home work.

そして、翌日、クラスの半分の学生は宿題をしてきましたが、残りの学生はしてきませんでした。

そこで、先生がこう言いました。

昨日、宿題をやってきなさいと言いましたよね?!

そしたら、ある学生がこう答えました。

だって、先生、昨日、”You Should “と言ってましたよ。だからやりませんでした。

 

先生が「You should do your homework.」と言ったとしても、それは強制的に「必ず宿題をしてきなさい」という意味ではなく、「宿題はやってきたほうがいいですね(強制ではないですけれど)」ということになるのです。

要は、学生の答えが正しいということになります。

このことからわかるように、

Shouldは相手への柔らかい忠告に過ぎない、強要するニュアンスはない

ということです。

日本語では、shouldが「~すべき」と訳されるので、「強要する」、命令的なニュアンスに勘違いしている方が多いのですが、実際には、まったくそのような要素はないと言えます。

これが英語と日本語のニュアンスの違いなのです。

例えば、彼女に帰り道が遅くなりそうだから、

You should go home.

と言ったとしたら、「そろそろ帰った方がいいんじゃないかなぁ」という柔らかいニュアンスになります。

よって、逆に、相手に命令口調で言いたい時にはShouldは使えない、ということが言えます。

例文

例えば、

He should study Japanese.

なら、意味は「彼は日本語学習をしたほうがいいですね。」というソフトな忠告になります。

You shouldn’t watch TV.

であれば、「TVを見るのはやめなさいね」くらいの忠告になります。

まとめ

本日のポイントをまとめます。

Shouldの正しい意味

× 強要する命令口調の「~すべき」⇒ ソフトな忠告「~したほうがいいよ」

今日からは、「~したほうがいいよ」という時には”You should”を使って、ネイティブに近い英語を使うことです。

では、また次回お会いしましょう♪

タイトルとURLをコピーしました