こんにちは、だるまんです。
看護大学院の国・公・私立合格経験者です。
大学院生活を通して、しみじみと痛いほど実感したことがあります。
それはまさに、「英会話力があると、院生生活は華やかになる」、ということです。
そう断言できる理由と、留学しない&独学で英会話力をネイティブ並みに上達する秘訣を解説します。
留学しない&独学で英会話力をネイティブ並みに上達する秘訣
研究職に英会話は必須
アカデミックという場で、英会話は必須スキルです。
それほど、アカデミックでは、海外との交流が頻繁にあるということです。
難関・有名国・公・私立大学院の教授陣の経歴を見てみてください。
海外留学経験はもとより、ネイティブスピーカーとの日常英会話は滞りなくできる方、得意とする方のほうが圧倒的に多いのが、その証拠です。
論文を読んでいるだけではなく、実際に、海外の研究者らとの情報交換、共同研究、訪問、連絡のやりとり、交流会、学会やセミナーへの招待、現地視察等など、知り合う機会、関わる機会は数え切れないほどあります。
だからこそ、英会話力というのは、大学院生にしろ、研究者にしろ、アカデミックにいる限り、英会話力とは必須、ついてなくてはならないものです。
流暢までとはいかずとも、伝わるアジアン英語であるにしても、滞りなく意志疎通できるレベルはあることが、当たり前という雰囲気があります。
英語がチャンスになる
長文読解が得意でも、英会話となると苦手とする人の方が大半です。
だからこそ、英会話力さえ身につけてしまえば、いざとした時には頼りにされ、海外の研究者達とのつながりを持てるなど、院生生活、研究者生活では、自らチャンスを広げられる武器になるということです。
だとしたら、そのスキルを今からでも磨いて、最短10年をかけて自分へ投資してみたほうが確実に目標に近づけられると思います。
英会話力を身につけて無限大の可能性を得て、「英語ができる私」に変えてみることです。
英会話が苦手な人が多い日本
ところで、みなさんの英会話力は如何ですか。
自信をもって話せる方ですか。
もしくは、簡単な意思疎通程度はできても、ネイティブと話すことになると、あがってしまう方でしょうか。
それとも、英会話は不向きな方ですか。
英語教育時間だけを考えれば、人生において、かなりの時間、お金と労力を投資してきているわりにコスパが悪すぎて、だからといってぶち切ることもできず、いくつになっても、念々とずっと引きずっています。
英会話がものにならない、勉強してきた年数並みに付き合ってきたのに親しくなれない友達、のような距離感は誰もが持っています。
論文を読める文法力や単語力はそれなりにあるにも関わらず、それが実際に、口から出てこないなんて、誰もが経験していることです。
こんなに投資していて使えるものになれないって、これ、かなり大きい問題です。
英語がものにならない理由
そもそも論で、なぜ時間、お金と労力を投資してきた英語がものになっていないかというと、それは学習の方向性を間違えているからです。
要は、アメリカ人が普段使っている日常生活の英語に、ふれていないからです。
例えば、学校教育の英会話で一番初めに習うかしこまった会話、
A:「How are you?」
B:「I’m fine thank you ,and you?」
A:「I’m fine too,thank you.」
B:「That’s good.」
ネイティブスピーカーとの挨拶でこのような表現は使わないです。
ネイティブスピーカーなら、
A:「Hi,How’re ya? How’s it going?」
B:「I’m good, thanks. and you?」
A:「Pretty good. Thanks for asking.」
という感じに、もっとフランクな会話をしています。
例えば、初めて会う人、頻繁に会う人に、
「お元気にしていらっしゃいますか?」
「はい、元気にしています、あなたはどうですか?」…なんて会話、しないですよね。
だからこそ、自分で取得するしかないのです。
では、どのように取得するのか。
その秘訣は、「アメリカドラマ」こと、「アメドラ」(※ここでの表現)から学習することです。
アメドラ学習をすすめる理由は、下記のようなメリットがあります。
- 会話の意味が分からなくても画面から予測できる
- フレーズの使い方のシチュエーションがわかる
- 留学せずとも日常で使う言葉に慣れられる
- リスニング問題のCDと異なり、楽しいから続けられる
また、英語というのは、ボキャブラリー、文法、パターンだけで英語ができていると思ったら大間違いです。
そこには、大事なエッセンスが必要です。
まさに、motionとemotionが加わることです。
この二つの要素を身につけられるのも、まさにアメドラの魅力です。
この学習法で留学経験なしで流ちょうなネイティブスピーカー並みの英会話力を持つ人々が世界中に大勢おり、中にはこの方法でマルチリンガルになった人々もいます。
具体的な学習方法
生活英語にたくさん触れよう
具体的なアメドラ活用方法をご紹介します。
まず、自分が関心のある分野のアメドラを一つ選びます。
あまり始めから難しいものを選んでしまうと、やる気がダウンするので、自分の嗜好にあって見続けられるドラマがおすすめです。
特に、コメディドラマやヒューマンドラマが英会話学習には向いています。
いくつかご紹介します。
英語学習には、少なからず、投資が必要です。
毎月英会話教室に通うなり、スカイプ英会話をするなり、テキストを買って独学をするなりと、語学そのものには、お金はかかるもの、誰もが長い間の莫大なお金をかけています。
いつまでも高額はかけられないので、途中下車してしまう英語難民も多いです。
その辺り、今まで尽くしてきた時間を無駄にせず、ものにすることです。
ここで、せめて数千円の投資は、けっして無駄ではない、着実さが伴えれば、かえって、大きいものを得られる確実な投資です。
DVD購入もいいですが、ミニマリスト時代だからこそ、ネットサービスを利用して物を増やさないのも今風の生き方の一つです。
1話だけ試してみて、決めることもできます。
Amazonプライムビデオなら、自宅にいながら1話0円~300円でDVDをレンタルでき、返しに行く必要もない、会員になれば、月額500円で好きな海外映画やドラマが見放題です。
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他にも動画サービス会社はありますが、画像の鮮明度、値段、プランなどを比較して今のところ、経験上、コスパはAmazonが王道だと思います。
1ドラマ1フレーズ
具体的なドラマを活用した学習方法についてです。
まずは、ドラマに出てくるキャラクターとシノプシスを事前にチェックしておきます。
つぎに、字幕付きで一通り見ながら、話の流れをつかみます。
一般的に、字幕なしで見なさいとよく言われますが、始めから字幕なしでは理解不能です。
数回は字幕付きで見て、字幕なしでも内容がわかるようになったら、英語字幕で見ます。
次に、英語字幕でわかるようになったら、字幕なしで見ます。
自分が気に入った表現を書き出して暗記します。
1ドラマで1フレーズでいいのです。
ここで、そのフレーズを書きだすことだけに留めず、覚えて確実に使ってみることです。
まるで、自分が発する自分の言葉のように。
例えば、アメリカドラマ「デスパレートな妻たち シーズン2」の一場面です。
流産したガブリエルを気にかけて、ご近所の主婦三人がお茶に誘ったところ、ガブリエルが返した一言です。
ブリ:How are you?
ガブリエル:I’m fine.
スーザン:We all clutter our schedules. We thought maybe you could use some company?
ブリ:We put on a fresh pot and just talk about anything.
ガブリエル:That… sound so nice. It’s just. I’m booked solid today.
My head’s going to explore. Can I take a rain check?
ルネ:Sure.
とても簡単な表現のように感じますが、rain checkがなんなのかわからなければ、意味チンプンカンプンです。
rain checkとは、アメリカでは野球観戦日が雨になり休止となった場合、次の試合のチケットを渡す慣習があり、「雨の日のチケット=また次の機会」という意味を持っています。
つまり、「また今度にしてもらってもいいかな」とやんわりと断るフレーズになります。
こんな英語、学校で習わないです。
こんな感じで、気に入ったフレーズを覚えて、何度も口に出して練習します。
その時かぎりは、アメリカのニューヨークに住むJuriaになった気持ちで、鏡を見ながらイントネーションまでマネして、motion、emotionまで確実に自分のものにしてみることです。
これを毎日継続していくことで、アメリカ英語が自然と聞こえ、自然な表現で話せるようになります。
ピアノの練習のように、毎日練習を続けていれば、口、耳がよそよそしくならず、流暢になっていきます。
“Practice makes perfect.“(練習は完璧をつくる)
英語は自信になる
私も未だにアメドラを見ながら学習している、英語学習者の一人です。
こういう時にこう表現するんだ…と毎日、新たな発見をしています。
アメリカ英語を話せる、聞こえることに自信がつくと、自分自身そのものに新たな自信がつきます。
それが使いものになった時には、他にない自信と自尊感が育まれます。
大学院とは、英会話力があれば活躍できる機会は大幅に広がります。
準備されている人にこそ、人生の扉は開かれます。
今から、今、準備していくことです。
Do it right now ! It’s now or never. (やるなら今が唯一な機会です)