【婚活ノウハウ】愛されたいからって愛しに行ってない？

お尋ねします、「あなたは、愛されたいですか？それとも、愛したいですか？」
意見はそれぞれ分かれると思いますが、僕はこれが正解だと思います。“愛したい男性に愛されたい”
ところが、愛したい男性に自分から愛しに行く女性が増えています。どうしてでしょうか？

男性に愛され方をしらない悩める女性達

男性とお付き合いが始まると、合間、合間にこんなことを心の中で思いませんか？

と、どこかで男性らしさを見せてほしいと願いつつ、この次に浮かぶセリフは、
「まぁ、いっか、私がやれば」。

もしも、それが下心なき行動なら構いませんが、彼にしてほしいこと、気付いてほしいことを気づかせたくて、ついつい自らお手本を見せるかのように手取り足取り、全て率先して行っているとしたら、それは大いに計算間違いです。

例えば、

男性はそのメッセージに気づいて行動を変えるどころか、ありがたいとも、みじん切りも思っていません。
それどころか、とんでもない勘違いを引き起こします。“彼女は俺以上に俺にぞっこんなんだな”と。

そう思わせてしまったら、男性は暴走を始めます。
彼女はいわば、すべて提供してくれる家政婦さんです。
はたから見たら、彼思いのいい彼女ですが、男性からしたら楽しくありません。

男性とは、もともと狩りをする本能があります。仕留められない獲物には一生懸命になりますが、俺にぞっこんな女性はもう釣った魚です。釣った魚には興味は湧かないものです。

交際を始めるまでに辿りつけたとしても、本番はそこからです。
あなたの女性としての力量が試されます。その力量に、料理上手も、スタイルが良いも、いい職業も、いい家庭環境も何も関係ありません。男性をどれくらい手の平で転がせるかです。

でも、実際には、男性をどう扱えばいいのかわからずに、男性の言いなりになっている女性が多い気がしています。

よく見かける光景を例に挙げてみます。

食事に出かけた際に、テーブルの奥側に座るのは、女性です。
あなたが奥の席に男性をエスコートしていませんか？

お会計の時の支払いをもつのは、基本的に男性です。
気を利かせるつもりで払いたくもないのにお財布を出していませんか？

デートの帰り道、せめて改札口まで見送るのは男性側です。
あなたが見送りに行ってはいませんか？

好きな彼女ならプレゼントのひとつやふたつ、かっこつけたくて用意するのは男性です。
あなたから背丈の合わない高額なプレゼントをしてはいませんか？

こんなことを言ったら、男女に差はないという方もいるかもしれません。
でも、僕はそうは思いません。身体の仕組みも違います。力だって違います。
女性は女性として、擁護されるべき存在だと思うのです。その立場を女性自ら否定する必要はありません。

あなたは女性です。
充分、エスコートされるべき存在なのです。
こんなもんかな、と思っていたとしら、こんなもんではありませんよ。

では、すべての原因は彼にあると思いますか？
彼が女性のエスコートの仕方を知らないから？鈍感だから？自己中だから？

いいえ、原因はあなた自身です。あなたの立ち居振る舞いが彼をそうさせていることもあります。
だとしたら、今日から変えてみませんか？

まず、彼がしてくれることに期待しないことです。
こうしてくれないかな、ああしてくれないかな、という思いが裏目に出てしまうのです。
そう思っているのであれば、その気持ちを心の漬物にせず、向き合って直に伝えてみましょう。

男女の付き合いは、いわば、交渉です。
彼に交渉をしてみるのです。交渉なら、冷静に理性をもって淡々と話せますよね。

そして、男性があなたを思いやるためのチャンスを奪ってはいけません。
あなたが先走って手取り足取りしていることが、彼の思考を停止させています。
彼が気づき、自分で考えるように、あなたはじっとしていましょう。

プレゼントもしなくてかまいません、
迎えに行かなくてもかまいません、
連絡もろくにしなくてもかまいません、
デートプランを考えなくてもかまいません。
あまりの手抜きに彼はあなたの心が離れないように焦るでしょう。与えられることを十分に楽しみましょう。

男性とのお付き合いには悩みはつきものです。
だからこそ、その悩みの種が後々もっと大きなものにならないためにも、現行犯逮捕でひとつひとつ向き合っていく、これが円満に長続きするコツです。もう自分から愛しにいかない、愛される女性になりましょう♪